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コラム Vol.5-1 美容液「インナーモイストセラム」開発秘話 第一章 〜セラム開発までの軌跡〜

コラム Vol.5-1 美容液「インナーモイストセラム」開発秘話 第一章 〜セラム開発までの軌跡〜

マイナデシコを代表する商品「インナーモイストセラム」。その誕生の裏側には数えきれないほどの試作と、肌への探究心がありました。 アンジェラックス代表の大杉みどりと、開発担当井上和行 研究員が、 誕生までの道のりと“理想の一滴”へのこだわりを語ります。 対談形式でお届けする、開発秘話の第一章です。 理想の一滴を求めて── 「刺激性ゼロ」への挑戦 大杉みどり(以下 大杉):「インナーモイストセラム」は、発売からわずか3年で累計2万本を突破。 マイナデシコの中でも大人気で、たくさんのお肌を救ってきた“救世主”のような存在です。 敏感ケアとエイジングケアという、相反するお悩みにもアプローチできるこの美容液の誕生には、数えきれない試行錯誤と挑戦がありました。 私のこだわりを形にし、マイナデシコでしか作れない唯一無二の商品を共に生み出してくださった担当研究員の井上和行さんに、その開発秘話をを伺います。 最初に「低刺激で高保湿かつ、敏感・エイジングケアができる美容液を作りたい!」とお伝えした時、井上さんはどんな印象を持たれましたか? 井上和行 研究員(以下 井上研究員):みどり先生からお話をいただいた時、「正直、それほど難しくはないだろう」と思っていました。 けれど、実際に進めてみると想像以上の苦労が待っていました… あの時、気楽に考えていた自分を振り返って、悔やむことになりました(笑) 大杉:最近はもう「敏感肌」っていうワードがお肌悩みのカテゴリーで必ず出てくるくらい、本当に増えています。 乾燥・ゆらぎ・赤みとか… そうした症状が積み重なって、「急に肌が老けた気がする?」という声も、お客様からよく伺います。 だからこそ「敏感ケア」もできて「エイジングケア」も叶える美容液を作りたい!そう思ったんです。やっぱりその両立って、難しかったですか? 「大前提としてあった“刺激性はゼロ”という条件、成分選びから配合量まで、相当頭を悩ませました」(井上研究員) 井上研究員:本当に難しかったです。まず大前提として“刺激性はゼロ”という条件があったので、成分選びから配合量まで、相当頭を悩ませました。次に立ちはだかったのが、みどり先生のこだわり「しっかり潤うのに、ベタつかない使用感」でした。 通常なら油性成分を加えることで潤いは出せますが、すぐに分離してしまう。しかし、“刺激性ゼロ”のコンセプト上、界面活性剤は使えません。 そこで応用したのが、粘度の高いジェルに使われる「微細分散技術」。ミルクをホイップしてなめらかにするように、油分を細かく分けて安定させる方法です。 ただ、目指したのは“さらっと軽い使い心地”。条件が厳しく分離しやすかったため、最後は手作業で調整を重ねました。 そうして完成したのが、とろみがありながらスーッと肌に馴染む、唯一無二のテクスチャーです。 大杉:あのテクスチャーって、本当に唯一無二なんですよね。トロみがあるのに、スーッと肌に入っていく。そしてしっかり潤う。まさに、理想そのものです。 手作業で調整を重ね、ようやく手応えを感じ始めたその時──...

コラム Vol.4 新商品「セラム」と「ミルク」の開発秘話

コラム Vol.4 新商品「セラム」と「ミルク」の開発秘話

今回のコラムでは、新商品のミューティングセラムとバランセラMNミルクの開発者の想いや秘話をご紹介します。 開発者 大杉みどりの想い 過去20年間でたくさんのお客様に出会う中で、 「私は敏感肌です」とお答えになる方が 次第に増えてきていると感じています。 本来は美しくなるためのスキンケアが、 合わない成分や間違ったケアによって、かえって肌を敏感にしてしまう。 また、25年のエステ経験を通じて見えてきたのは、 「あれこれ試した結果、かえって肌を痛めてしまう」お客様の姿でした。 そんな現実に寄り添い、安心して毎日使えるものを届けたい。 その想いから生まれたのが、ミューティングセラムとバランセラMNミルクです。 敏感な肌にやさしく寄り添い、未来の素肌を支えていく。 2つのアイテムには、その願いが込められています。 大量生産できない、愛情と手間の証 畑があるのは、長野県。 澄んだ空気、綺麗な水、そして肥沃な土に恵まれた環境で、植物たちは健やかに育ち、確かな品質の原料となります。 その背景には、惜しみなく注がれる人の手間と想いがあります。 除草剤は一切使わず、草刈りからお花を摘む作業まで、すべて人の手で丁寧に行われているのです。 効率化とは無縁の、昔ながらの営み。 だからこそ、大量生産はできません。 けれど、人の手で守られた時間と愛情、そして自然豊かな環境に育まれたからこそ、 一本一本には、確かな価値が宿っているのです。 その積み重ねが、毎日の安心と、この先の健やかな肌を支えていくのです。 現場の声と、研究の知恵が重なって これまで2万人以上のお客様の肌と向き合ってきた大杉みどり。 そして、長年にわたり化粧品研究に携わってきた農学博士。 二人は長年タッグを組みながら「本当に良いもの」をつくり続けてきました。 博士の知恵と最新の科学をもとに、確かな肌結果を生み出すために、自然の力をどう活かすか。 現場と研究、それぞれの視点を重ねることで、使用感や仕上がり、香りにまでこだわりを込めてきたのです。...

コラム Vol.2 夏の肌悩みに寄り添う「スクラブ」&「美白マスク」の2ステップケア

コラム Vol.2 夏の肌悩みに寄り添う「スクラブ」&「美白マスク」の2ステップケア

「なんとなく調子が悪い」その正体とは? 汗ばむ季節になると、なんだか肌が重たい… 鏡を見ても、透明感がなくて、メイクのノリもいまいち… ーーそんな“肌の不調”を感じやすいのが、まさに夏です。 実は夏の肌は、紫外線・皮脂・冷房・乾燥といった複合的な刺激にさらされ、角質が厚くなり、毛穴が詰まりやすい状態に陥りがち。 さらに、冬に比べて“乾燥していないように見える”ため、ついお手入れを怠りがちになるのも、夏ならではの落とし穴。 でもだからこそ。夏は「肌を立て直すチャンス」でもあります。 いつものケアに少しプラスするだけで、見違えるような透明感が手に入る季節でもあるのです。 カギは、「削るケア」と「与えるケア」のバランス そんな夏肌を整えるうえで大切なのは、 「ためこまないケア」と「届けるケア」のバランス。 そこでおすすめなのが、 My NADESHICOの夏季限定アイテム「クリアアップスクラブ」と「クールコンディショニングマスク」のW使いルーティン。 夏の肌悩みに本気で向き合って生まれた、頼れる味方です。 STEP1:ためこまない肌に整える「クリアアップスクラブ」 毛穴詰まり・ざらつき・くすみ… その正体は、たまりすぎた不要な角質かもしれません。 でも、ゴシゴシこするのは逆効果。 このスクラブは、やさしく“ゆるめて整える”アプローチです。 ▼こだわりの処方 POINT タピオカデンプン由来の超微粒子を採用し、肌あたりなめらか アロエベラ葉エキス・カッコン・クロレラなどの植物性美白成分をたっぷり配合 サクラ葉&トウキンセンカ花エキスで、赤みや炎症にも対応 ほっと安らぐラベンダーの香り ★顔だけでなく、ひじ・ひざ・かかと・デリケートゾーンなど、ざらつきが気になる身体のパーツにも使えるのがうれしいポイント。 STEP2:ひんやり整える“美白マスク”「クールコンディショニングマスク」 夏の肌は、日焼け、赤み、毛穴の開きなど、見た目にも不安定になりやすい季節。 そんなときは、一度肌をクールダウンして整えるケアを。...

コラム Vol.1【徹底解説】角質ケアで肌が変わる!酵素パウダーの魅力と使い方

コラム Vol.1【徹底解説】角質ケアで肌が変わる!酵素パウダーの魅力と使い方

開発者の想い「角質ケアこそ、美肌のカギ」 ―アンジェラックス代表 大杉みどり 角質ケアなくして、美肌はありえない! これは私の25年のエステティシャン経験からの確信です。 それなのに、私がこれまで出会ってきたお客様のほとんどが、 「角質ケアはしたことがありません」「ピーリングって怖そうで」 と、角質ケアを敬遠されていたり、逆に強い角質ケアをしすぎて お肌を痛めていたりしました。 このクリアアップパウダーは、余分なものをとことん省いた シンプル処方で、とても優しいのに不要な角質や汚れだけを しっかり取り去ってくれます。 使ってみたら、ご自身の艶やかなお肌に驚くこと間違いなし。 角質ケアが初めての方に、ぜひ手にとっていただきたいです。 クリアアップパウダーとは? 毎日の洗顔にプラスするだけで、肌がつるんと整う。 それが「My NADESHICO emu クリアアップパウダー」 くすみやザラつき、毛穴の黒ずみ…。 全て、角質が溜まっているサインかもしれません。 やさしいのに、しっかり変わる。 「角質ケア=肌を変えるきっかけ」になることを、きっと感じていただけるはずです。 そもそも角質とは? 肌の一番外側にある「角質層」は、たった0.02mmの薄い層。 本来は肌を守るバリアの役割を果たしていますが、加齢や紫外線、乾燥、肌荒れなどにより“不要な角質”が肌表面に残りやすくなります。 そのままにしておくと… 肌のごわつき・ザラつき くすみ、乾燥による疲れ見え...